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杉並区野球教室 2018年12月16日

12月9日(日)杉並区立松ノ木中学校で、杉並区野球教室が開催されました。

こちらのイベントは杉並区稲教育委員会と杉並区門会のご協力により毎年開催されています。

近年、少子化の影響により野球人口の減少が始まりつつあります。そこで少しでも野球の活性化を図ろうと、杉並区稲門会の方々のご提案により、特定の地域ではありますが杉並区に所属する野球チームの中学生たちに野球教室を開催することになりました。同時に、障害を持つ野球少年にも周りの選手たちと同じように野球を教わる環境を提供するという目的もございます。

半日という短時間ではありましたが、キャッチボールやトスバッティング、シートノックと一通りの練習メニューで指導を行いました。

今回は非常に気温の低い天候ではありましたが、そんな寒さに負けないくらい、中学生たちは挨拶からプレーまで元気よく取り組んでいました。

また、早稲田の選手の指導を真剣に聞き、実践に移そうと一生懸命プレーしている姿も見られました。

そして、聴覚に障害を持ちながらも手話を見て懸命に理解しようとし、グランドの砂に文字を書いてまで自分の聞きたいことや考えを伝えようとしている選手や、他にも身体のどこかしらに障害がある、いわばハンディキャップを持ちながらもただただ上手くなろうと頑張っている選手の姿に、我々も感銘を受けました。

早稲田の選手たちも積極的に声をかけ、細かなところでも気づいた点は指摘するなど、中学生たちと同じ熱量で向き合っており、とても充実した時間になっていたように思います。

練習後には、早稲田の選手たちにサインをもらいに来る人が殺到するなど、中学生と早稲田の選手の距離が半日でとても縮まっていました。

今回の野球教室を機に、教わった選手たちは今後の野球人生にぜひ生かして頂きたいと思います。

また、今後より多くの子どもたちが野球というスポーツを楽しんで頂ければ本望でございます。

 

 

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